金曜の夜にこんばんは、あまぶんです。
今日は「尼崎文学だらけ」（あまぶん）のスケジュールについてお知らせです。
当初、２４日（日）に
委託受付および販売する書籍登録を開始しようと思っていたのですが、
創作文芸界隈は、５月１日（日）に東京で行われる「文学フリマ」に向けて
わくわくだと思うので、スケジュールを引き直します。
５月２日（月）頃、文学フリマの直後に、委託受付と書籍登録を開始します。
「文学フリマ」は一大イベントですからね。
今回は７７０超、過去最大規模のブース数が集まりましたし、
会場もものすごい広い場所に全ブース並べられるということで、
とても楽しみです。
私も純文学島、「ア-29」に、「おとそ大学パブリッシング」とかいう
よく分からない名前を装って参加します。
今回は「あまぶん」のチラシもありますし、
いろいろとお話しさせてもらえれば幸いです。
ではでは、文学フリマに向けて、宣伝や最終準備など忙しいと思いますが、
楽しんでまいりましょう。
「尼崎文学だらけ」も、残りブース2つのみとなりました……。
残りはどちらも「だらけブース」！
たのしいよ！
180 x 180cmの床を使い放題だよ！
申し込み、お待ちしておりますーー。
そして、チラシの入稿をしました。
来週には入手できそうなので、文学フリマ東京から配布していきますね。
また各ブース主の方にもお渡ししようと思うので、
追って連絡させていただきますす。
はい、今日のメインな話題は「委託販売」です。
距離や時間などの事情によってイベントに来られない方に代わり、
イベント主宰側で本をお預かりして販売するシステムですね。
「委託販売」は、来場者さんにとって、
すごくメリットのあるシステムだと思うんですよ。
本来買えなかったはずの本が買えるわけですからね。
ただ逆にいえば、それなりの求心力のある本を扱わないと
お客さんも委託主も主宰も、誰も得をしないという、
少しばかり難しいシステムだと思います。
それを念頭においたうえで、「尼崎文学だらけ」では
下記ルールで委託販売を行おうと思います。
・扱うのは50種類です（シリーズものはまとめて1種類と数えます）。
・委託にあたり、誰かの推薦文が必要です。これは自薦でも構いません。
・ひとりが推薦できるのは1種類だけです。
（注：推薦される側は制限ないので、たくさん推薦があれば、
たくさん委託を受け付けます）
・委託冊数は1書籍10冊までです。
・振込手数料・送料実費とは別に、著者から委託料をいただきます。
1種類500円を予定しています。ただし他薦の場合は、ずっと安くする予定です。
・委託残りのうち、希望があれば、こちらのウェブショップにて販売継続します。
「推薦文が欲しい」のです。
それもできたら、他薦のものがよいです。
それをまとめて、ガイドという形にして、
お客さんに分かりやすく提示することができたら、
欲しい人のところにちゃんと届くと思うので。
やっぱりお預かりした本は、ちゃんと売りたいですし。
推薦文はできるだけ書きやすいフォーマット・文章量にする予定なので、
ちょっとだけふつうの委託より手間をかけることになりますが、
どうぞよろしくお願いいたします。
委託募集開始は、今週末目標です。
委託申し込み頂いた方には、見本誌読書会に向けて
見本誌の郵送も依頼すると思います。
これは「可能であれば」で構わないのですが、
出来たら送ってくださると助かります。
また、文学フリマガイドブック・文学フリマ大阪非公式ガイドの情報をもとに
こちらから委託をお願いさせてもらうこともあると思いますが、
そちらもご協力いただけると幸いです。
今日は「尼崎文学だらけ」の第１回会議でした！
運営スタッフになってくださる方がいらっしゃったので、
総勢５名でお送りしましたよーよー。
第１回会議ということで、基本的なことも含めて全事項を話し合いました。
新しいアイデアをたくさん頂いて、
当日は「文学だらけ」の楽しい空間になりそうです。
お客さん目線で合意されたのが「来てよかったと思えるイベントにしようね」と。
「あまぶん」ならではの、読む人と書く人がつながる仕組みを
しっかり用意しようと思います。
会議に関しては、いろいろと報告したいことはあるのですがー
とりあえず今日は、「尼崎文学だらけ」のブース配置が決まりましたので
それを報告させていただきますね！
ばばーーん！
■文学ブース（全２５ブース、満了）
http://necotoco.com/nyanc/amabun/booth.html
■だらけブース（全５ブース、残り３ブース募集中）
http://necotoco.com/nyanc/amabun/booth2.html
３０ブース中、２２ブースが関西、３ブースが東海、３ブースが関東、
ほか日本各地からちらほら。
地元色の濃いイベントになりそうですね。
またガイドなどで、各ブースの魅力をお伝えしていければと(｀・ω・´)
だらけブースが面白くて、
お客さんに謎の装置で（？）短歌を作ってもらって賞を決めるブースとか、
白骨化したひとが転がってるブースとか、
ヘナタトゥー（インドによくある樹液によるタトゥー）を施してくれるブースとか、
いろんなことが計画されているようです……！
予定は未定なので、また内容も変わると思いますが、
なにやら楽しそうなことは間違いない……！
残り３ブースも、ぜひ埋めてってくださいませ。
用事があって来れない方とか、遠方の方の本も買えるように、
委託販売の準備を進めております。
こちらは明日か明後日くらいに情報公開しますね。
ポイントは……
・ガイドと連携して、誰かのオススメしたい本を委託販売で扱う
です！
続きをお楽しみに！
開催宣言、というほど、大したものではないが……。
2016年7月18日（月祝）に
創作文学同人誌即売会「尼崎文学だらけ」について
ウェブ上にて情報を公開しました！
http://necotoco.com/nyanc/amabun/
どどーん！
……まずは「尼崎ってどこ！？」ていうところから
紹介を始めないといけない気がしますが（００；
阪神タイガースのおひざ元ですね。
阪神尼崎駅から徒歩すぐなので、特に濃い地域です。
１本でいけるので、関西どこからでもアクセスは良いです。
あ、イベントの日の夜は甲子園で阪神ｖｓ巨人戦があるので、
イベント後は甲子園に行くと捗りますね……
閑話休題。
基本的には、
小説など文章を書いて、本にして、売る人がいる。
その本を買って、読む人がいる。
ただそれだけのイベントです。
同じ系統の創作文学同人誌即売会は既にいくつかありますね。
全国で行われる最大規模、東京では１０００近いブースを集める「文学フリマ」
エンタメ系が強く文化祭のようなイベント目白押しの「テキストレボリューションズ」
あと「本の杜」とか「福岡ポエイチ」とか
今度新規で開かれる「静岡文学マルシェ」とか。
「尼崎文学だらけ」も、このあたりのイベントと大きく変わることはないです。
「読む」ことと「書く」ことを楽しむ。
文学を好きな人が集まる。
それだけです。
でも、ちょっと力を入れようと思っていることがふたつあって、
今日は挨拶のかわりにそれを書かせてもらおうと思います。
１．「いい文章は売れる」
いいものが売れるとは限らない、ということは、
文芸同人誌の即売会のみならず、何かを売ろうとする時には
必ず突き当たる事実だと思います。
宣伝をがんばらないと駄目だし、
本は表紙デザインとか売り文句を含めて
ひとつのコンテンツとして興味を惹くものでなければ売れないです。
それはそれで、楽しいんですよね。
イベント前夜にせっせとポスター作ったりして。
ただ、それが苦手な人でも、文章がいいものであれば
ちゃんと読者に届くような場を用意したいです。
２．「読んでくれる人のほうを向く」
本があると、それを「書く人」と「読む人」がいます。
本を売るイベントをするとき、
「書く人」に優しくすると、「売る人」には厳しいものになります。
逆に「売る人」に優しくすると、「書く人」には辛いです。
これはどっちが正しいということはなくて、
「書く」と「読む」はひとつのものなので、
著者も読者も一緒になって楽しめる形が
一番理想的だと思います。
でも完全に等しくすることは出来ないので、
このイベントでは、
ちょっとだけ「読む人」に優しいイベントでありたいと思っています。
「書籍ガイド」と「展示」をがんばります。
そのふたつを考えたとき、
このイベントでは「書籍ガイド」と「展示」に力を入れたいな、と思っています。
来てくれた人が、好みの本とか文章とか言葉とかを
ちゃんと持って帰れる場所にしたいです。
せっかくいいものがあるのに、見つけられないのは
書く人にとっても読む人にとっても勿体ないですから。
他のイベントを見ると、
委託販売とか、カレーの販売とか、お買い物代行とか、しじみ汁とか、
いろいろあっていいなあ！と思うのですが、
「尼崎文学だらけ」は、まずは「書籍ガイド」と「展示」、
「いい文章を届ける」というところから始めようと思います。
あ、お手伝いさんは随時募集しております(｀・ω・´)
たくさん人が増えると、それだけ出来ることも増えるので、
どうぞよろしくお願いいたします！
p.s.今日の阪神は岩田で負けたのでつらいです。
先日３月２１日（月祝）、東京は浅草で開催された
文章系同人誌即売会「テキストレボリューションズ３」。
http://text-revolutions.com/event/archives/3055
たくさんの来場をいただき、ありがとうございました！！
わたしたちはアラブBL企画を行ったのですが、
こちらも大変盛況となり、感謝をしております。
来てくださったお客様、書籍の委託くださった作家様、寄稿くださった作家様、
あらためて、ありがとうございますー！
そもそもなんでアラブBL企画をすることになったのか覚えていないのですが……？
「アラブBLというものがある」⇒「なるほどそれテキレボでやろうじゃねーの」
みたいな軽いノリで始まったような気がするこの企画。
でも本当にアラブもBLも奥が深くて、魅力的な企画になったのではないかと思います。
簡単にレポート書きますね。
なお、この企画は、
１．アラビアンカフェ
２．BLフェア
３．アラブBLアンソロジー
の３つの小企画から成っていました。
１．アラビアンカフェ
アラビアンスイーツ・ハルヴァと、アラビアハーブティーのセットを
３００円で出させていただきました。
ハルヴァの味は３種類（バニラ・アーモンド・ピスタチオ）。
ハーブティーの味は７種類
（ミント・アニス・シナモン・ハイビスカス・カモミール・ティリア・キャラウェイ）。
ハルヴァはピスタチオ、ハーブティーはティリアが一番人気だったかな。
カフェでは、cielisteの壬生キヨムさんがお手伝いをしてくださいました。
開店前にキヨムさんが、
「どんな味か分からないとオススメ出来ないから試食したい」
と云ってくださり、各味を一口ずつ食べて一言。
「こいつぁ形容できねーわ！」
そんな感じで一同が不安になるなか始まったカフェ営業でしたが、
テキレボ事務局さんがマイクでの宣伝を許してくださったこともあり、
昼すぎくらいからどんどんカフェに来てくれる人が増えて、
最終的には２７食を出すことができました！ありがとうございました！
……後半はすごく忙しかったですね；
わたしは書籍販売で手一杯で動けなかったので、
ス〇バ店員ばりにがんばって働いてくださったキヨムさんには感謝です。
肝心のお味なんですけど、
「意外といけるー！」「勢いで意外といけるー！」
て感じの反応でした。
マイクで宣伝したときに「くっそまずいですよ！？」とハードル下げたのが
よかったのかな？（それは宣伝ではないが、、）
ツイッターでハルヴァの感想を見てみると、
「砂糖でできた土、砂。さらさら軋んで、絹みたいに歯にまとわりついて、しかし消えてしまう。蜃気楼のようなスイーツ。ピスタチオの香りがあどけない少年の面影」
「はじめてハルヴァ食べてみた！ 紅茶にあう〜(*´ω｀*)」
「アラブの茶、ハルヴァ！これは本当に、セットでいただくのが美味！」
「ハルヴァなんかアラブ風きなこ(…？)って感じで美味しかった」
「ハルヴァ&ハーブティー、くせになります。是非おうちでも習慣づけたい」
あ、おおむね好評だ！よかった！
普段は日本では食べられない味なので、
アラブと出会ういい機会となっていれば幸いです。
２．BLフェア
全３８種類のBL文芸系同人誌を集め、棚にドーンと並べて販売しました。
この企画はやけに熱がこもってしまって、
みやすいようにディスプレイされた棚もそうなんですけど、
専用のカタログ作ったり、
読みたくなるようなポップをぺたぺた貼ったり、
ウェブ上でも専用のカタログを作って宣伝につとめたりしました。
http://necotoco.com/nyanc/amabun/arab/blfair/index.php
あ、あとネットプリントを使って、
毎日違う内容のBLが出てくるクジもやりました。
出来ることは一通りやった気がします！
その甲斐もあってか、書籍の魅力ゆえか、
合計で１１０冊も頒布することができました！
一サークルの頒布数としてはかなり多いのでは(｀・ω・´)
宣伝はたくさんしましたが、
やはり本に魅力がないと手に取っていただくことは出来ないので、
素敵な本を預けてくださった作家さまに今一度感謝です。
なにより、フェアの本に魅力を見出して買ってくださった読者のみなさま、
ありがとうございました。
ブースに来られた人数としてはそんなに多くなかったと思うのですが、
みなさん一度に購入される量が多かったです（これがBLパワーなのか……！）
今回、BL系即売会のJガーデンと日程が被り、
この企画の意義を心配してくださる方もいらっしゃいましたが、
結果的に、
１．テキレボでもBLがたくさん買える
２．Jガーデンに出店してもテキレボに委託できる
と、メリットが出せたように思います。
あ、あと、購入いただいた方には
ドバイの石油王が食べるチョコレートをプレゼントしました。
こちらも好評でよかったです。
本当に本当のドバイ高級チョコレートで、すごく美味しいんですよ。
３．アラブBLアンソロジー
この企画の発端となったアラブBL、
それをみんなで書いて本にしちゃおうという企画でした。
執筆される方、結構困ってた気がします……。笑
最終的に提出できなかった方も何名かいらっしゃったのでは。
わたしも書いて思いましたが、難しいです、アラブBL。
でも最終的に、各人のアラブBLの解釈が盛り込まれた厚い作品の揃う、
ボリュームある一冊になったかと思います。
こちらはテキレボでは１１冊、
それからきよにゃさんの協力があってJガーデンでも５冊頒布し、
見事、完売となりました。
買ってくださった方、ありがとうございました。
アラブBLの世界、がっつりと楽しんでいただけると幸いです。
そんなかんじのアラブBL企画、おかげさまで成功のうちに終わったと思います。
企画ってやっぱりトラブルがつきものだと思うんですけど、
この企画はほとんどそういうものとは無縁でした。
むしろ関わってくださったみなさまに助けられた気がします。
カフェで協力くださった壬生キヨムさま、相澤ナナコさま、パセリさま、
BLフェアで信頼して本を委託くださった方々、
アラブBLアンソロジーに快く原稿を寄せてくださった方々、
テキレボ事務局のみなさま、主催の小太郎さま、小泉さま、
ブース名をくださった高梨來さま、Jガーデンで頒布くださったきよにゃさま、
ほかサポートくださった方々、
なにより、本を手に取ってくださった読者のみなさま、
このたびは本当にありがとうございました。
p.s.アラブBLではないけど、こんな楽しい企画は尼崎に舞台を移して続きます。
名前は「尼崎文学だらけ」。文芸系の同人誌即売会です。
こちらの情報も明かしていきますので、引き続き遊んでくださいますと嬉しいです！
いよいよ明日はテキストレボリューションズ３！
http://text-revolutions.com/event/archives/3055
この日のために準備を進めていたアラブＢＬ企画「ボーイミーツアラブ」も
いよいよ大詰めを迎えております。
直前なので簡単に、企画の紹介を。
アラブＢＬ企画は、
１．アラビアンカフェ
２．ＢＬフェア
３．アラブＢＬアンソロジー
の３つの小企画から成っています。
１．アラビアンカフェ
アラビアンスイーツハルヴァ（３種類）と
アラブハーブティー（７種類）のセットが
３００円。
片方だけだと美味しくないけど、合わせて食べるとすごく美味しい！
まさにボーイミーツアラブ！
ハルヴァはチュニジアから、ハーブティーはエジプトからの直輸入です。
本場の味をお楽しみください。
２．ＢＬフェア
全３８種類の文芸系ＢＬを扱っております。
扱っているＢＬ情報は全てこちらにまとめてあります。
http://necotoco.com/nyanc/amabun/arab/blfair/index.php
ほか、当日には紙のカタログを閲覧していただけます。
専用のＢＬ棚を用意して、立ち読みもしやすいようになっています。
各々フェティシズムをくすぐるＢＬが見つけられる良い機会ですので、
ぜひお越しくださいませ。
（お買い上げ頂いた方には、ドバイからの直輸入チョコレートをプレゼントします）
３．アラブＢＬアンソロジー
「アラブＢＬ」をテーマにしたアンソロジーを頒布します。
Ａ５×１３０ページ越えのボリュームで、４００円。
内容も各自がアラブＢＬを解釈しそれぞれの物語に組み立てた
まさに「ぼくのかんがえたさいきょうのアラブＢＬ」。
アラブＢＬを知っている方も知らない方も、楽しんで頂けると思います。
そんな感じです。
明日はよろしくお願いいたします！
テキレボ３（http://text-revolutions.com/event/archives/3055）まであと数日ですね。
進捗どうでしょう！
アラブＢＬ企画では
１．アラビアンカフェ
２．ＢＬフェア
３．アラブＢＬアンソロジー
の３つの企画をテキレボ３で行うのですが、
本日はそのうち、アラブＢＬアンソロジーについてお知らせします。
そもそも今回「アラブＢＬ企画」をすることになったきっかけが
「アラブＢＬ」でした。
時はさかのぼること、昨年の１０月……
セリーグのＣＳには広島東洋カープが３位で進出すると思っていた私は
東京ドームで行われるＣＳ２戦のチケットを買って東京に乗り込んでいました。
ほぼ沢村賞を当確にした絶対的エース・前田健太を立てて最終戦に臨んだカープは
消化試合に入った中日投手陣から１安打しか出来ないという
貧打の今季を象徴するかのような体たらくで最終戦に敗れ、
私は泣きながら巨人ｖｓ阪神のカードを見ることになってしまいました。
チケットが２枚あったので、ＤｅＮＡファンの小太郎さん（テキレボ代表）を誘って。
ハッピーバースディが鳴り響く中の菅野バント失敗とか、
チャンスでの初球村田ゲッツー（美しいショート正面でした）とかを見て
溜飲を下げた私たちは、テキレボの小泉さんと合流して
ごはんを食べることになりました。
そこで話題に出たのが「アラブＢＬというものがあるらしい」ということ。
出会ってはいけないはずの２人が出会うという王道に基づいているということ。
でも最後まで出会わないこともあるということ。
アラブの石油王と日本のサラリーマンが愛し合うということ。
サラリーマンは誘拐されたり競売にかけられたりするということ。
アラブなのに礼拝とかしないということ。
小太郎さんがぽろりと零した言葉が印象的でした。
「そもそもアラブ（イスラム圏）なのにＢＬってアリなの？」
その瞬間私は思いました。
これはアラブＢＬをやらな（アカン）……と。
とはいえこの時点ではネタでしかなかったのですが、
帰ってツイッターで「アラブＢＬやろっかな」とか呟いてたら
來さんとか來さんとかにハシゴを外される形で
気が付いたらカフェとフェアとアンソロが一体になった
アラブＢＬ企画「ボーイミーツアラブ」をすることになっていたわけです。
（「ボーイミーツアラブ」の命名は來さんです！）
で、アラブＢＬががっつり読めるアラブＢＬアンソロジー。
ラインナップはこのようになっております。
「Crazy Love」 蒼井彩夏
「アザーンは今日も響き渡る」 りりあ
「アラブの富豪とコンビニバイトの俺」 きよにゃ
「おんなともだち」 にゃんしー
「それから」 鳴原あきら
「アラビアン男の娘は、ランプのドS！？ ドM上官を蝋燭調教しなさいっ！」 浮草堂美奈
「ドーハの寸劇」 オカワダアキナ
「ぼくの油田を守って」 壬生キヨム
「らくだ」 孤伏澤つたゐ
「仮初母のものがたり」 笑春風
「解かれたもの、絆されたもの」 風城国子智
「砂の弾痕」 nagisa
「黙過」 遠藤ヒツジ
当然というべきか、Ｒ１８とさせて頂いております。
なんせ厚い。Ａ５で１３０ページ。
純愛だったりハードＳＭだったり純文学だったりガチガチのアラブだったり
扱われる素材はそれぞれなのですが、
とにかく「これが書きたい！」というのが細かくしっかり書きこまれています。
いわゆるハーレクイン系の王道アラブＢＬとは違うかもしれない。
いうなればこれは「ぼくがかんがえたさいきょうのアラブＢＬ」かもしれません。
強いです、それは間違いなくいえる。
アラブＢＬアンソロジーはテキレボほか、
Ｊ庭でもきよにゃさん（「招福来猫」（つ10a））にて扱ってもらっています。
価格はテキレボでもＪ庭でも４００円。
ぜひ手に取ってくださるとうれしいです！
