ごぶさたしております。あまぶんです。
文芸同人誌即売会「尼崎文学だらけ」(=あまぶん)はもうやらないつもりでした。
あまぶんはいつもそうです。
いつも「これが最後」というつもりでやる、次の回に向けての余力は残さない全力の即売会です。
それがどうして、またやる気になったのか。
やはりコロナの影響はあると思います。
文芸同人誌を頒布できる場所が減ってしまったし、開催されても集客は平時ほどではない。
一方、オンライン即売会は多く開かれるようになりました。
こちらはSNSをうかがうかぎりかなり盛況で、「対面の即売会よりも売れた」という声を聴くことも増えました。
特色豊かなオンライン即売会、売りやすく買いやすくサポートのよいオンライン即売会、いっぱい良質なオンライン即売会が開かれています。
「あまぶん」がそれをやらなくてもいいじゃないか、そう思っていました。
ただ、こうも思います。
「あまぶん」でしか売れない本もあるのではないでしょうか。
もしそれが1冊でもあるならば、あまぶんにとっては十分なモチベーションです。
長くなりましたが、そんなわけで、あまぶんもオンライン即売会をやることにしました。
ウェブサイトはこちらです。
https://necotoco.com/amabun/21/
せっかくオンラインなので、即売会のみならず、たのしいイベントをたくさんやりたいと思っています。
ウェブに掲載されている
#あまぶん #リスリス #アマビブ #444書 #星空印刷 #星空図書室
というのがそれです。
ぜんぶ紹介すると長くなるので、本ブログでは、メインイベントである「#あまぶん」を取り上げたいと思います。
これはそのまま、オンラインでの文芸同人誌即売会です。
ひとりの出店につき、3種類までの本をお預かりし、ウェブ上で販売します。
出店料は3000円です。
この3000円というのは、相場からすれば高いと思います。
どうしてこの価格設定にしたのか、ひとつは購入してくださる方を優遇したいためです。
小説は書くだけでは完成せず、読まれることによってやっと完成すると思っています。
たくさんの方に買って読んでいただくため、本イベントでは購入時の手数料と送料を無料に設定しています(銀行への振込手数料は負担いただきます)。
その原資として、出店料は高く設定させていただきました。
もうひとつ、このイベントを黒字にして、寄付をしたいことが理由です。
イベントの利益分はすべて尼崎市内の子どもの養護施設に寄付をする予定です。
イベントに参加いただいて、本を買ったり売ったり読んだり読まれたりする、その喜びが子どもたちを育てる喜びにも繋がればいいなと思っています。
またイベントでは架空通貨tocによる割引を行います。
tocはこんなときにもらえます。
・本を買ったとき(1作につき1toc)
・レビューを投稿したとき(1投稿につき1toc)
・アマビブでレビューに高評価がついたとき(1~3toc)
tocは出店者でも一般利用者でもどちらでも入手できます。
1toc=50円換算で、このような用途に使えます。
・作品の購入
・寄付
・出店料の還元
ようはイベントに参加すればするほどtoc(得?)が貯まるかんじです。
本を楽しんで、たくさんtoc(徳?)を積み上げてくださいね。
他のイベントについても、追ってブログで紹介させていただきます。
「あまぶん」は、今回も最後のつもりでやりきります。
みなさんがいっぱいいい本とか作家や読者と出会えますように。
会いにいけなくてもあいにいく。
テレポート開催、楽しんでいきましょう。