「カマタまで文学だらけ」の前半がほぼほぼ終了しました。
たくさんのお客様に来ていただき、ありがとうございましたー!
わりかし西淀の田舎の店かと思っていたのですが(失礼)
なかなかひっきりなしにお客様が入って来られますね。
入ってすぐのところに本が並んでいるので、
ふらっと入ってこられた方でも本を眺めて、手に取って、
そのままカフェエリアに入ってコーヒー片手に本を読んでくださるのは
とても嬉しいことです。
出店もされている豆塚エリさんが
「かまぶん」に寄せて作ってくださったフリーペーパー(紙がとても美しい!)に
とても素敵な文章があるので、引用させていただきますね。
本とカフェの組み合わせってベストなマッチングだと思いませんか?
カフェでお友達と待ち合わせる。仕事の打ち合わせをする。休憩をする
…何にしろそこに一冊の本があるといい。
スマートフォンやマックを本に変えるだけで、
ちょっとだけ世界が変わると思うんです。
時間の経ちかたも、誰かとの出会いかたも、ちょっとだけ。
それは本の魔法の力です。私達書き手は、本の魔法を信じ、魅せられ、祈っています。
あなたの世界が、少しだけあなたにやさしくなりますように。
そんな魔法の空間を「かまぶん」で演出できているなら、
とても嬉しいことです。
さて、本を手に取ってくださったお客様から、
「なにを食べたらこんな文章が書けるようになるんですか?」
と質問をいただくことがあります……。
どんな質問やねん、と思う一方、わたし自身も本を読んでてそう感じることがあります。
たぶん作家さんそれぞれ、答えをお持ちだと思うのですが、
ここではあえてわたしが、作家さんに似合いそうな食べ物を
カマタ商店の食べ物・飲み物のなかから紹介させて頂きますね。
★ ★ ★
「Letter to ME」(みなもとはなえさん)には、
深夜にあまいあまいミルクコーヒーを。
「キスとレモネード」(彩村菊乃さん)には、
ハニーレモンをアイスで。レモンは強めにしぼりましょう。
「さまよえるベガ・君に」(正井さん)には、
チーズケーキにアイスをたっぷり浸して。
「ハカモリ」(七歩さん)には、
冷たいアイスティーをストレートで。
「よるべのない物語」(キダサユリさん)には、
ハニージンジャーをホットで。
「潮伽縮む里」(壬生キヨムさん)には、
すこし眠い昼下がりにあまったるいチョコケーキを。
「夜が濃くなる」(豆塚エリさん)には、
徹夜明けの早朝、つよめのアイスコーヒーをブラックで。
「クマの豆本製造ライン」(くまっこさん)には、
すっきりしたカルピスソーダを。
「ゆめのむすめ」(孤伏澤つたゐさん)には、
アイスを溶かしたお善哉を。
まだまだたくさんの本や雑貨があります。
60種類くらいでしょうか。
見てるだけでも楽しいですし、ゆるやかな居心地のよい空間ですので、
ぜひ来てくださいますと幸いです。
たいていにゃんしーと泉由良が在廊していますので、
歓迎いたしますよー。
会期は6/18(日)まで。
あと3週間くらい。
引き続き、西淀に1ヶ月限定でふらっと登場した
ちいさなかわいいブックカフェをどうぞよろしくお願いいたします。